MDウォークマン「MZ-E30」でMDへ移行

1996年8月 購入
MDウォークマン「MZ-E30」
15周年記念ウォークマン「WM-EX1」からちょうど2年、MD(MiniDisc)へ移行すべく、ウォークマン「MZ-E30」を買った。定価38,000円。ソニーが、MDウォークマンの基本型として発売したモデルで、MD再生専用。薄型軽量のアルミボディとスタイリッシュなデザインを特徴とし、液晶表示やMEGA BASS機能を搭載した携帯性に優れたモデルである。
MDウォークマン「MZ-E30」
WM-EX1」は「胸ポケットにギリギリ入るサイズ」だったが、MZ-E30 はなかり余裕がある。上位機種の MZ-E50 の方が薄いのだが、値段が1万円高いので諦めた。

一方で、連続再生時間は WM-EX1 に遠く及ばない。通勤で往復するとバッテリを使い切ってしまう感じだった。
MDウォークマン「MZ-E30」
このころ吉祥寺へ引っ越したのだが、部屋が狭いので、カセット、CD、LPをすべて置くわけにはいかない。そこで、すべてMD化してしまおうと目論んだ。録音はシャープの「MD-X5」を使って行った。

だが、この考えは3年も立たずにもろくも崩れ去る。MP3プレイヤー「NOMAD」を手に入れたからだ。

MD(MiniDisc)とは

MD(MiniDisc)
MiniDisc (ミニディスク) MD (エムディー) )は、ソニーがカセットテープに代わる次世代の録音メディアとして開発し、1992年(平成4年)に発売した光磁気ディスク方式のデジタル記録媒体である。CDに近い高音質を維持しながら、小型で持ち運びやすく、カートリッジ構造によってディスクを傷や汚れから保護できることを特徴とした。

MDは音声圧縮技術 ATRAC (アトラック) (Adaptive TRansform Acoustic Coding)を採用し、直径64mmの小型ディスクに最大74分、後には80分以上の音楽を記録できた。また、曲単位での編集やタイトル入力、曲順変更、不要部分の削除などが容易であり、カセットテープにはない利便性を備えていた。このため1990年代後半にはポータブルプレーヤー、ミニコンポ、カーオーディオなど幅広い製品に採用され、日本を中心に普及した。

しかし2000年代に入ると、MP3プレーヤーやフラッシュメモリ型音楽プレーヤーが普及し始めた。さらにパソコンとの連携のしやすさや大容量化でMDの優位性は薄れ、市場は縮小した。加えて、著作権保護による録音・転送制限が利用者の不満を招いたことも衰退の一因である。最終的にソニーは2013年(平成25年)にMD機器の出荷を終了し、2020年代には記録用MDディスクの生産も終了した。

主要スペック

項目 仕様 コメント
本体寸法 82×25.8×79.6mm
本体重量 145g(充電池を含む)
連続再生時間 アルカリ乾電池(単三):4時間
付属充電池:5時間
アルカリ乾電池+充電池兼用:10時間
カセットに比べて短い。

参考サイト

(この項おわり)
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